Box Drive上のPowerPointなどのOfficeファイルを開こうとした際、以下のようなエラーが表示されてファイルが開けないトラブルが発生することがあります。
'https://api.box.com/wopi/files/.../pptx' を開くことができませんでした。
「ファイル自体が破損しているわけではない」ということです。本記事では、今すぐファイルを開く応急処置と、根本的にエラーを解消する手順をわかりやすく解説します。
1. 【応急処置】今すぐファイルを開きたい場合(所要時間:約1分)
会議直前など急ぎでファイルを確認・編集したい場合は、ブラウザからローカルPCへ一度ダウンロードしてください。
- WebブラウザでBoxにログインします。
- 該当ファイルをローカルPC(デスクトップなど)へ直接ダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックで開きます。
この方法であれば、エラーダイアログを出さずにファイルを正常に起動・編集できます。
2. なぜエラーが発生するのか?

このエラーは、「Box for Microsoft Office 共同編集機能」における認証情報の不整合が原因です。
- 動作の仕組み
共同編集機能が有効な場合、Officeアプリはローカルのファイルパスではなく、クラウド上の「WOPI(Web Application Open Platform Interface)」という専用URL(https://api.box.com/...)を経由してファイルにアクセスします。 - エラーの理由
Microsoft Office(PowerPoint)側で「保存場所(接続済みサービス)」としてBoxが正しく認証されていないと、このクラウドURLへのアクセスが拒否され、「開くことができませんでした」というエラーになります。
3. 【根本解決】Office連携の再設定手順
PowerPointの「接続済みサービス」をリセットし、Boxのアカウント認証をやり直すことで根本的に解決します。
ステップ1:アカウント設定画面を開く
PowerPointを起動(新規の空プレゼンテーションで可)し、画面左上の「ファイル」タブをクリックします。

続いて、左側のメニュー最下部にある「アカウント」を選択します。

ステップ2:古いBox連携を削除する
「接続済みサービス」の中に「Box」が表示されている場合は、右側の「削除」をクリックして一度連携を解除します。

ステップ3:Boxをストレージとして再追加・認証する
- 同じ画面内の「サービスの追加」 > 「ストレージ」 > 「Box」 の順にクリックします。
- 認証画面が表示されたら、Boxアカウントのログイン情報を入力して「承認」を行います。

ステップ4:アプリを再起動して動作確認する
- 設定を反映させるため、PowerPointを右上「×」ボタンで一度終了します。
- 再度、Box Drive(エクスプローラー)から該当のファイルをダブルクリックし、正常に開けるか確認します。
WordやExcelでエラーが出た場合
本記事ではPowerPointの画面を例に解説しましたが、WordやExcelで同様のエラーが発生した場合も解決策は同じです。 WordまたはExcelを起動し、上記と同じ手順(「ファイル」>「アカウント」からの再設定)を行うことでエラーを解消できます。