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はじめに
こんにちは、かじです。
最近、X(旧Twitter)などのSNSを見ていて、「1万円投資すれば500万円になる」「日本の株が急騰する」といった、景気の良すぎる書き込みを目にしませんか?
物価も上がり、少しでも資産を増やしたいと思うのは当然の心理です。しかし、うまい話には必ず裏があります。 現在、実在する国のプロジェクト(レアアース採掘)をネタにした、非常に悪質な投資勧誘が出回っています。
今回は、「事実確認(裏取り)」の視点を使って、この怪しい情報の矛盾点を整理しました。 大切な資産を守るための「防御策」として、ぜひ読んでみてください。
本編
「本当のこと」に「嘘」を混ぜる手口
この詐欺情報の厄介な点は、話のベースに「本当のこと」が混ざっていることです。実際にX(旧Twitter)に掲載されている投稿を例に説明します。
トランプ大統領「株仕込んでおいても良さそう」発表で日本株急騰確定
今日買う価値のある優良株。
深さ5500mの海底に約1600万tの埋蔵量
レアアース泥を海底から回収してくるのは世界初
2026年最初の一攫千金はここだ。
2026年に最速で800万を貯める方法準備資金: 1万円で十分
目標:1万円 → 500万円。
必ず 1月 16日までに買ってください。Apple、Intel、Tesla はすでに神戸で、採掘から精密加工まで一貫して対応できる小規模メーカーを確保している。
社員200人にも満たないのに、年間600億ドル級のコスト削減効果を見込んでいる、と聞いている。
受注はすでに2035年までほぼ埋まっているのに、株価はいまだに300円以下。
現在308円→予8,150円
過去最高値は12,910円。
本当の上昇は、“海泥計画”が正式に動き出す瞬間から。
将来性が高く、成長余地の長い銘柄。
今の水準で入れば、大きな上昇が期待できる。
1万円を投資すれば500万円になる可能性あり。
事実:日本の海に資源がある 「南鳥島沖の海底にレアアース(希少金属)がたくさんある」ということ自体は、国が主導している本当のプロジェクトです。2026年から試験的な採掘が始まるのも事実です。
しかし、詐欺グループはこの「信憑性の高いニュース」を餌にして、「だから、この会社の株を買えば500倍儲かる」という「嘘」をセットで信じ込ませようとしてきます。
冷静に考えるとわかる「3つの矛盾」
拡散されている情報には、普通に考えるとあり得ない矛盾がたくさんあります。
- 「500倍の利益」は現実的ではない 「1万円が500万円になる」と謳っていますが、日本の株式市場のルール上、短期間で株価が500倍になることはまずあり得ません。
- 有名企業の名前を勝手に使っている 「アップルやテスラが確保した」などと書かれていますが、企業の公式サイトやニュースを調べても、そんな発表はどこにもありません。これは信頼させるための「権威付け」です。
- 「会社の規模」と「効果」が釣り合わない 「社員200人未満の小さな会社が、9兆円規模のコスト削減をする」という主張もあります。9兆円といえばトヨタ自動車の利益レベルです。小さな会社がいきなり実現できる数字ではありません。
![詐欺情報の3つの矛盾(1. 1万円が500万円になる500倍の非現実的利益、2. 大手企業の勝手な権威付け、3. [cite_start]社員200人未満で9兆円の効果という規模の不一致)をまとめた比較図。](https://kumayy.com/wp-content/uploads/investment-scam-logic-contradiction.jpg)
「期限」で焦らせるのは詐欺の常套手段
さらに注意したいのが、「1月16日までに買ってください」というように具体的な期限を切ってくる点です。
人間は「あと少しで終わってしまう!」と焦らされると、冷静な判断ができなくなります。 焦って良いことは一つもありません。急かされた時点で「怪しい」と疑ってください。
まとめ
今回は、実在するプロジェクトを悪用した投資詐欺について解説しました。
SNSで話題になっているからといって、それが真実とは限りません。 もし投資を考えるなら、SNSの書き込みではなく、必ずその企業の公式サイト(IR情報)を自分の目で確認する。これが一番の安全策です。

SNSの不確かな情報に惑わされず、正しい知識で資産を守るために。私が参考になった書籍も併せてご紹介します。

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「簡単に儲かる」という言葉を見たら、一度立ち止まって深呼吸しましょう。 この記事が、皆さんの大切な資産を守るきっかけになれば幸いです。
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それでは、また。