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容量無制限のクラウドストレージ「Box」を個人で使う

2025年5月18日

容量無制限のクラウドストレージ「Box」を個人で使うアイキャッチ

時代はクラウドへ

クラウドストレージイメージ

これまで自宅にNASを設置しファイルを管理していましたが、電気代の高騰や機器の保守の手間を考慮し、クラウドストレージ「Box」への移行を決めました。

Boxは法人向けのイメージが強いですが個人でも利用可能です。ただし、容量無制限で使うには高額なプランへの加入が必要になるなど、注意すべき点もあります。

この記事では、個人でBoxを使う場合のメリットとデメリットを中心に紹介します。

Boxを利用することの恩恵とは?

メリット1 容量無制限

Boxの代名詞といえば容量無制限です。

私のBoxストレージは約56TB利用しており、半分は動画の保管で使っています。

大量ストレージ使用の実績データ

Google DriveやDropboxなどで56TBを保管しようとすると、基本料金にプラスして追加料金が請求されてしまいますので最大のメリットとも言えるでしょう。

また、容量無制限を謳っているので余計な利用制限がないこともシンプルで使いやすいです。

メリット2 どこからでもストレージにアクセス

クラウドストレージなのであたりまえですが、外出先からでもストレージに保管したファイルにアクセスできちゃうのは便利です。

自宅NASも外部公開やVPNを使えば同様のことは実現できますが、個人でセキュリティ対策を行うことを考えるとクラウドストレージにお任せしてしまうのが楽です。

フォルダ階層・TB単位の大量データ管理

自宅の機器をインターネットに公開すると全世界から攻撃されます。

24時間365日防御しないとならないため非公開にしているのが良いです。

メリット3 バックアップとはおさらば

Boxには「バージョン履歴機能」というファイルのアップロードや編集ごとにバージョンが自動的に作成され保存されます。

自宅NASのように毎日差分バックアップなどすることなく、ファイルが更新されると自動で作成されるため利用者はバックアップを意識することはありません

Box のバージョン管理機能の画面

Boxに定期バックアップ機能はありませんが、APIやBox Driveを駆使して別フォルダに定期バックアップすることも可能です。

メリット4 共有も簡単

Boxコラボレーションイメージ

Boxでは「コラボレーション」という言葉が頻繁に使われますが、これは主にフォルダを他のユーザーと共有して共同作業することを意味します。

家族や友人と簡単にファイルを共有し、リアルタイムでやり取りできるのが特徴です。

そして最大のメリットはコラボレーションされたファイル、Boxを使えるように教育するコストが低いことです。

自宅NASであればPCやスマホからアクセスする際に専用の操作などが必要になり、使ってもらう人に教えてあげる必要があります。

Boxはアプリをダウンロードしてもらいログインすれば完了するので使ってもらうのも楽です。

メリット5 動画再生が強い

クラウドストレージはいろんなファイルを保管することができますが、動画ファイルを再生するのにいちいち手元にダウンロードして再生するのはものすごいストレスです。

ファイルをダウンロードすることなくストリーミング再生できるのはBoxの強みでもあります。

その他のクラウドストレージではストリーミング再生に非対応であったり、対応している動画の種類が少ない、再生はできるが再生オプションがないなどの差がありました。

Box での動画ストリーミング再生

容量が1GB以上ある動画は読み込みが完了してストリーミング再生が始まるまで15秒以上待たされます。

Boxはやめた方がいい?

デメリット1 容量無制限プランは高額

Boxの最大のメリットであり個人で利用する場合は最大のデメリットになるサブスク料金です。

容量無制限を利用するためには法人向けプランを契約しないとならず、最安でも年間 71,280円のサブスクを契約する必要があります。

Box の各プラン比較

さらにネックになるのは1ファイルの容量上限が各プランごとで異なるため、1ファイルの容量が大きいとより高額なプランを契約する必要があります。

法人プランは最小で3ユーザ分の契約が必要になるため、最低でも ¥1,980 × 3 = ¥5,940/月 が必要になります。

デメリット2 管理者アカウントにフリーメールアドレスは利用できない

Boxと契約して初めて知りましたがGmailなどのフリーメールアドレスを管理者として初期設定で利用することができません

ドメイン認証が必要になるため別途ドメインを保有している必要があり、メールを受信できる環境も必要になります。

ドメイン追加済みの管理画面

一般利用ユーザはGmailなどもアカウントとして作成することができるようになります。

デメリット3 高速で安定したインターネット回線が必要

ファイルを開くためには必ずBoxからファイルをダウンロードする必要があり、保管するためにはファイルをアップロードする必要があります。

自宅NASであれば自宅内のLAN回線とNASの性能に依存するのみですが、Boxとの通信のため高速なインターネット回線がないと自宅NASより遅くてストレスを感じてしまうことになります。

どれくらいのインターネットスピードがあれば快適に利用できるか?

私はフレッツ光クロス(10Gbps)を利用しているため数GBのファイルでもストレスなく利用できています

コストの考え方で決める

自宅NASから卒業して現在は「Business Plus」プランを契約して利用しています。

サブスクとして年間 112,860円支払っているのでかなりのコストになりますが、それ以上のメリットがあると判断して利用しています。

著者の利用メリット

  • 自宅NASのメンテナンスから解放
  • 外部からの攻撃を考えなくてよい
  • 容量を消費することへの抵抗感からの解放

安くはないですが容量無制限なので好きなだけ保管できるのは便利です。

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クラウドストレージの無制限がなくなったことで、ローカルバックアップの需要が高まっています。
大容量の外付けHDDなら、数TB以上のデータを安全に保管可能です。
コストを抑えつつバックアップ環境を強化したい人に最適です。

おすすめポイント:

  • 写真・動画・ゲームデータをまとめて保存できる
  • クラウドと併用した冗長化(ダブルバックアップ)に最適
  • USBで接続するだけで誰でも使える

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かじ

社内SEとして15年以上、IT企画とシステム開発を担当してきました。
ガジェット好きで、実務で得たITノウハウをわかりやすく発信しています。

★…社内SE歴 15年以上
★…IT企画・開発・業務改善を経験
★…PowerShellやサーバ運用など技術記事を更新中

現場で役立つITノウハウ×ガジェットレビューを中心に更新しています。

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